Ppeak↑・Pplat 正常 = 気道抵抗の上昇
喀痰・粘液栓による閉塞 ― 最も多い。吸引カテーテルを通し、通らなければ閉塞を確定。加温加湿の設定も確認
気管チューブの屈曲・ねじれ ― 頸部の向き、体位変換直後に多い。回路の重みでチューブが引っぱられていないか
患者がチューブを噛んでいる ― 覚醒・不穏時。バイトブロック、鎮静の調整
気管支攣縮 ― 喘息・COPD、アナフィラキシー、β遮断薬。呼気延長・wheeze。気管支拡張薬
カフヘルニア・チューブ先端の気管壁への当たり ― チューブを数 mm 引く/カフ圧を確認
Ppeak↑・Pplat↑ = コンプライアンスの低下
緊張性気胸 ― 最優先で除外。片側の呼吸音減弱・頸静脈怒張・血圧低下・気管偏位。疑ったら X 線を待たずに脱気
片肺挿管 ― 体位変換後に多い。左呼吸音の減弱。チューブの深さを確認して引き戻す
肺水腫・心不全の増悪 ― ピンク色泡沫痰、両側ラ音、In/Out バランス
無気肺 ― 分泌物貯留による。吸引・体位ドレナージ・PEEP
ARDS の進行・肺炎の悪化 ― 経過とともに徐々に上昇。P/F 比の推移を確認
腹腔内圧の上昇 ― 腹部膨満・イレウス・大量腹水・腹腔内出血。胸壁が硬いだけで肺は悪くない場合がある
auto-PEEP ― 閉塞性疾患+高い呼吸回数。フロー波形で呼気が 0 に戻らない
初期対応
吸気ポーズで Pplat を測る(これで上の2群に分かれる)
胸郭の動きと左右差を見る・聴診する
吸引カテーテルを通す(閉塞と位置異常を同時に確認)
改善しなければバッグ換気に切り替え、胸部 X 線・肺エコー