4本柱・利尿薬・その他の治療を、開始量/目標量/開始条件/注意点で引けるようにまとめました。タップで開きます。
| 開始量 | 50mg 1日2回 |
|---|---|
| 増量 | 2〜4週ごとに段階的に 50 → 100 → 200mg(1日2回) |
| 目標量 | 200mg 1日2回 |
| 薬剤 | 開始量 | 目標量 |
|---|---|---|
| エナラプリル | 2.5mg/日 | 5〜10mg/日 |
| カンデサルタン | 4mg/日 | 8〜12mg/日 |
| 開始量 | 1.25mg 1日2回(食後) |
|---|---|
| 増量 | 1週間以上の間隔で忍容性を見ながら 1.25 → 2.5 → 5 → 10mg(いずれも1日2回) |
| 維持量 | 2.5 〜 10mg 1日2回 |
| 開始量 | 0.625mg 1日1回 |
|---|---|
| 増量 | 1〜2週ごとに漸増 |
| 目標量 | 5mg 1日1回 |
| 開始量 | 12.5 〜 25mg/日 |
|---|---|
| 目標量 | 25 〜 50mg/日 |
| 開始量 | 25mg 1日1回 |
|---|---|
| 目標量 | 50mg 1日1回 |
| eGFR 30〜50 | 25mg 隔日で開始し、25mg/日を超えない |
| 薬剤 | 用量 | 備考 |
|---|---|---|
| ダパグリフロジン フォシーガ | 10mg 1日1回 | 心不全・CKD にも適応 |
| エンパグリフロジン ジャディアンス | 10mg 1日1回 | 心不全に適応 |
| 利尿薬 未使用 | 20 〜 40mg 静注 |
|---|---|
| すでに内服中 | 普段の経口1日量の 1 〜 2.5 倍に相当する量 |
| 薬剤 | 特徴 | 注意 |
|---|---|---|
| サイアザイド系 | 遠位尿細管をブロックし相乗効果 | 低K・低Naを起こしやすい。頻回の電解質チェック |
| トルバプタン | 水だけを排泄。低Na血症を伴ううっ血に有用 | 入院下で開始。急激なNa上昇に注意。口渇を感じ飲水できることが前提 |
| アセタゾラミド | 近位尿細管。上乗せ効果の報告 | 代謝性アシドーシス |
| 治療 | 位置づけ |
|---|---|
| イバブラジン | 洞調律で、β遮断薬が最大耐用量でも心拍数が下がりきらないとき。心拍数のみを下げる |
| ベルイシグアト | 増悪を繰り返す HFrEF への追加選択肢 |
| ジギタリス | 予後改善は示されていない。心房細動合併時の心拍数調整や症状緩和に限定的に |
| 鉄補充 | 鉄欠乏を伴う心不全で症状・運動耐容能・QOL の改善。Hb正常でも鉄欠乏はあるためフェリチン・TSATを測る |
| CRT | QRS幅が広い(とくに左脚ブロック)低EF例 |
| ICD | 致死性不整脈による突然死の予防 |
| 強心薬 ドブタミンなど | 低灌流(Nohria C・CS3)に対して。長期使用は予後を悪化させうるため急性期の橋渡しとして |
| 薬剤 | 理由 |
|---|---|
| NSAIDs | ナトリウム貯留・腎血流低下。増悪因子として最頻。市販薬・整形外科処方まで確認する |
| ジルチアゼム ベラパミル | 陰性変力作用。HFrEF では避ける。Ca拮抗薬を選ぶ前に必ず EF を確認 |
| ピオグリタゾン | 体液貯留による増悪 |
| クラスI抗不整脈薬 | 陰性変力作用・催不整脈作用 |
| シロスタゾール | 頻脈を誘発しうる |
| 一部の漢方(甘草含有) | 偽アルドステロン症による低K血症・浮腫 |