Teichholz法で左室径からEF・左室容積を算出
| 区分 | EF(男性) |
|---|---|
| 正常 | 52〜72% |
| 軽度低下 | 41〜51% |
| 中等度低下 | 30〜40% |
| 高度低下 | < 30% |
※ 心不全の分類ではEF≥50%をHFpEF、41〜49%をHFmrEF、≤40%をHFrEFとします。
本法は左室を回転楕円体と仮定し、1本の径から全体の容積を推定します。そのため以下の場合は誤差が大きくなります。
| 状況 | 影響 |
|---|---|
| 局所壁運動異常 陳旧性心筋梗塞など | 計測部位以外の壁運動が反映されず、EFを過大/過小評価 |
| 著明な左室拡大 | 球状化により幾何学的仮定が崩れ、容積を過大評価しやすい |
| 左脚ブロック・心室ペーシング | 中隔の奇異性運動によりEFが不正確になる |
| 不整脈(AFなど) | 心拍ごとの変動が大きく、複数心拍の平均が必要 |
※ 精密な評価には修正Simpson法(biplane法)が推奨されます。本ツールはベッドサイドでの迅速なスクリーニングや経時的フォローを想定しています。
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